Diagnosis
診療内容

どんなことでもお気軽にご相談ください。
緊急を要する場合や特殊な検査が必要と判断した
場合には、適宜連携医療機関に紹介しますので、
ご安心ください。

アレルギー疾患
花粉症

最も有名なものは春のスギ花粉によるものですが、カモガヤなどのイネ科の植物やブタクサ、ヨモギなど夏や秋に鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの鼻炎症状や咳、のどの違和感、眼のかゆみなどがみられる場合があります。

アレルギーを抑える各種内服薬治療に加え、点鼻薬、点眼薬、吸入薬など必要に応じて対応いたします。

また、花粉症の方が何らかの食材(果物、野菜、豆乳など特定の花粉とアレルゲンの構造が似ているもの)を口に入れたときに口内や喉の違和感かゆみなどを自覚される場合があり(口腔アレルギー症候群)、アレルギー検査結果をもとに対処法をアドバイスさせていただきます。

気管支喘息

空気の通り道に(気道)に炎症(ボヤ)が続き、様々な刺激に気道が敏感になって発作的に気道が狭くなる(大火事)ことを繰り返す病気です。夜間~早朝>日中の咳や喘鳴、息苦しさが特徴です。

治療がひと段落してラクになると治療を中断してしまう方がおられますが、ボヤがくすぶり続けていることが多いので、ボヤを大火事にしないよう抑え込む治療が必要です。また、ボヤが続くと気道が硬く狭くなり呼吸機能が低下します。

気管支喘息治療の目標は、喘息発作を起こさないこと、呼吸機能の低下を防ぐことです。
少なくとも月1回以上の上記呼吸器症状がある場合には毎日の継続した治療が必要です。

治療は吸入薬が基本になりますが、やむを得ない理由で吸入が難しい場合には飲み薬を用いる場合もあります。
また、重症度によっては吸入薬と飲み薬を併用することもあります。

気道感染を契機に発作が起こりやすいので風邪予防や禁煙も重要です。

また、喘息患者さんでは解熱鎮痛剤の使用により症状が増悪する場合があるため、解熱鎮痛薬の使用に注意が必要です(症状がひどくなったことがある場合は、医療機関を受診したときに必ず伝えるようにしてください)。

何らかのアレルギーが原因で咳が長引く場合もあります。ヒューヒューを伴わない咳だけの喘息などは内服薬では改善しないことも多く、吸入薬を使用していただく場合もあります(呼吸器疾患の項を参照ください)。
皮膚のかゆみ

原因が分からないことも多いですが、アトピー性皮膚炎などアレルギーに関与するものもあります。また、皮膚の乾燥が増悪因子になっていることもあります。スキンケア指導、外用薬やかゆみを抑える内服薬による治療を行います。

当院では必要に応じて、血液を用いたアレルギー検査を行っております(採血検査)。