「新型コロナウイルスに感染していないことの証明がしたい」ということで、無症状者のPCR検査についてお問合せをいただくことがあります。
県外出張に行く場合や県外から帰って来た場合に職場から求められるケースが多いようですが、これから異動の時期に入り、ニーズが高くなる可能性がありますのでこちらでお知らせします。
当院では、感冒様症状のない無症状者に対して、唾液検体による2種類の自費PCR検査(個別検査とプール方式検査)を行っております。
いずれの方式も院内にお入りいただかず、自家用車内で唾液を採取いただき、そのままお帰りとなります。スムースに行うため、あらかじめ電話か初診受付サービスからお申込みください。
個別検査の結果は翌日に判明し、陰性の場合は午前の早い時間に、陽性の場合も夕方までには電話でお知らせします。海外渡航時の陰性証明に必要な場合にはこちらが無難です。
プール方式検査は複数人分の検体を混和してPCR検査を行い、陽性になった場合のみ個別に再検して個人を同定するというものです。試薬が少なくて済むためコストがかからないというメリットがありますが、他検体との兼ね合いで、結果判明まで1.5-2日程度かかります。結果が判明次第、電話でお知らせします。海外渡航先によっては陰性証明として受け入れられない場合があります。
※変更点;いずれの検査も予約なしで受託が可能となりました。が、容器数に限りがありますので、事前に連絡をいただくことをお勧めします。
検査費用は個別検査 25000円、プール方式検査7500円となりますが、陰性証明診断書を希望される場合は 別途 日本語2200円 英語3200円(+レターパック郵送代370円)で発行します(「診断書」という形ではなく、検査結果用紙のみを後日無料で郵送することも可能です)ので、検査時にお申し出ください。
もしも陽性であった場合には、保健所に届け出を行いますことをご了承ください。
いずれの検査も、歯磨きや飲食を30分以上前に済ませ、午前は11時半まで、午後は17時15分までに受診ください。
☆☆☆個別検査とプール方式のメリットデメリット☆☆☆
・個別検査:結果判明までの時間が短い、ご希望日で検査が可能、提出する検体量が多いため精度が高くなることが期待される。費用が高額。
・プール方式検査:費用が比較的安価。結果判明まで時間がかかる、提出する検体量が少ないため精度が低くなる可能性がある。海外渡航時の陰性証明には使用できない場合がある。