何度かお問合せいただいた上記検査ですが、外来での検査が可能となりました。
当院では2時間で4回の採血検査を行います。血糖値の他、インスリン値も測定します(一緒に測定することによってインスリン分泌能を評価することができます)。
血糖値やHbA1cなどから明らかに糖尿病と診断が可能な場合には行いません。
学会でも以下のように推奨されております。
☆本検査が推奨される場合(2020-2021 日本糖尿病学会編・著;糖尿病治療ガイドより)
1.強く推奨される場合(現在糖尿病の疑いが否定できないグループ)
・空腹時血糖値が110~125mg/dlのもの
・随時血糖値が140~199mg/dlのもの
・HbA1cが6.0~6.4%のもの(明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く)
2.行うことが望ましい場合(将来糖尿病を発症するリスクが高いグループ、高血圧、脂質異常症、肥満など動脈硬化のリスクを持つものは、特に施行が望ましい)
・空腹時血糖値が100~109mg/dlのもの
・HbA1cが5.6~5.9%のもの
・上記を満たさなくても、濃厚な糖尿病の家族歴や肥満が存在するもの
お気軽にご相談ください。