開業後半年足らずでコロナ禍に突入し、毎日を安全に無事に終えることに全集中の一年間でした。
開業前から思い描いていた理想の診療スタイルもお預けとなり、開業医としての在り方についていろいろと考えさせられました。
糖尿病が新型コロナウイルス感染症の重症化リスク要因であることが明らかとなり、そのメカニズムも少しずつ解明されつつあるようです。診療室内でもこの半年くらいは、「数年~数十年先に合併症が出てこないように」という話よりも、「明日来るかもしれないコロナ感染→重症化させないように」という話をすることが圧倒的に多かったように思います。
東京はじめ一部の都市ではこの年末にも新型コロナウイルスが猛威をふるっており、今後、富山県、氷見市でどんな展開を見せるか予測ができませんが、当院では引き続き、万全の感染予防対策を講じて診療に当たる所存です。
牛の歩みも千里?
あまり実感はありませんが、終息に向かって少しずつ進んでいるはずです。
来年こそは皆様にとってよい一年になりますように。よい年をお迎えください。 院長