
院長です。
開業する前は「まめに更新するぞ!」と思っていましたが、思いのほかバタバタしていてすっかり放置しておりました。今年はなるべくまめに更新したいと思いますので(つまらないこともつぶやくかもしれませんが)たまにのぞいていただけるとうれしいです。
さて、糖尿病専門医にとって秋~冬にかけての時期、特にお正月明けの1月は最も気が重い時期です。
なぜなら体重が増えやすく、血糖コントロールが悪化しやすい時期だからです。
何かと誘惑が多い年末年始・・・うっかりすると、前月に比較して2~3kg体重が増える方もおられます。
そのようなことを防ぐ一番の方法は毎日体重を測定することです。
実際、私の外来に通院されている方には、ご自宅での体重測定をお願いしています。
その理由は・・・
短期間に増えた体重は水分なので数日以内であれば戻すことは難しくありません。なので、体重が増えていることを自覚し、「数日以内に戻す!」ことを頭にインプットするためです。
年に何度かの楽しいイベントでは多少飲みすぎたり食べ過ぎたりすることもあるかと思います。それでも自身の体重変動を把握し、前後で調整すれば大事には至りません。
受診時の体重測定だけでは体重が増えたタイミングが分からず、完全に脂肪になってしまってからでは元に戻すことは大変なのです。
体重測定にもコツがありますので、続きは次回に。